電通グループとアドビが連携「デュアルファネルソリューション」を提供
電通と電通デジタル、アドビ システムズ（以下、アドビ）の3社は、顧客企業が抱える「新規顧客の獲得」と「既存顧客の育成」の2つの課題への対応を一本化し、連携してマーケティングROIの向上を実現する「デュアルファネルソリューション」を提供していくことで合意した。
電通グループ独自のマーケティングプラットフォーム「People Driven DMP」と、広告出稿やWebサイト内のターゲティング、最適化などを行うアドビのオーディエンス管理ソリューション「Adobe Audience Manager」を通じ、Adobe Analyticsで計測されるオンライン行動情報やオフラインの属性情報などと連携。従来企業において別々に設計管理・運用されてきた「新規顧客獲得のためのファネル」と「既存顧客管理のためのファネル」のデータ統合支援を行っていく。
"社内データの統合"と"外部データとの連携"により、新規顧客と既存顧客に対する課題解決が同時に同じ概念上で行えるようになるため、マーケティング活動全体の最適化が可能となる。
本ソリューション提供にあたっては、電通とアドビがデータ連携と分析を行い、電通デジタルがシステム導入と広告設計・配信の運用サポートを行うという。
HAKUHODO Blockchain Initiative「TokenCastMedia」を開発
博報堂が発足した「HAKUHODO Blockchain Initiative」は、ブロックチェーン技術を活用したデジタルアセットのリアルタイム配布メディアサービス「TokenCastMedia（トークン・キャスト・メディア）」を開発した。
これは、デジタルアセットの所有権を安全かつ迅速に移転できるブロックチェーン技術の特徴を応用し、トークンとして実装されたデジタルアセットの情報を埋め込んだ透かし音を放送して、スマートフォンの専用アプリで検出することで、リアルタイムで番組を視聴している生活者だけがデジタルアセットを受け取ることができる、生活者参加型の番組制作を支援するサービスだ。
「TokenCastRadio」の試験放送を、博報堂DYメディアパートナーズ、毎日放送、トークンポケット、フランジア、エヴィクサーと共同で3月に実施する。毎日放送のラジオ番組「オレたちやってマンデー」（毎週月曜日深夜0時～放送）内で、透かし音としてDappsゲーム（開発：フランジア）のキャラクターやアイテムの情報を放送し、視聴者は番組放送中に受け取ることができるという …
