電通ベンチャーズが食品遺伝子解析サービスを提供するクリアラボ社に出資
電通が運用するコーポレート・ベンチャーキャピタル・ファンド「電通ベンチャーズ1号グローバルファンド(以下、電通ベンチャーズ)」は、最先端の遺伝子解析技術を用いて、食品遺伝子の解析サービスを提供する米国「Clear Labs,Inc.(以下、クリアラボ社)」に出資したことを発表した。
クリアラボ社は本社を米国カリフォルニア州に構え、DNAの構成成分の正確な配列を解明する次世代シーケンシング技術と独自に構築した食品・菌類の遺伝子マーカーデータベースを用い、高精度で自動化された最先端の食品遺伝子解析サービスを提供している。
今回の出資をきっかけに、クリアラボ社は今後、食品検査サービスのみならず、食品の品質リスク予測や鮮度判定など、幅広い領域において高度な解析サービスと新しいビジネスを展開していく予定だという。
電通ベンチャーズは、クリアラボ社とさまざまな企業を結び付け、食品遺伝子の分解技術や食の遺伝子データベースを活用した新たなビジネス開発・商品開発などを推進していくことで、同社の事業成長を支援していく。
博報堂DYグループ、Tealium社との共同サービス開発第2弾提供開始
博報堂DYホールディングスとTealium社は、共同開発成果の第2弾としてメッセージング管理ソリューションDialogOne®とのシステム連携を開始した。第1弾ではAudienceOneとシステム連携を行い、Tealiumで収集する企業の1st Party Dataと3rd Party Dataを統合した。博報堂および博報堂DYメディアパートナーズとともにTealiumで収集した1st Party DataとAudienceOneが提供する3rd Party Dataに基づき、顧客ごとにオンラインやオフラインの行動に合わせ最適化したメッセージを配信するワントゥワンマーケティングの基盤を提供する。
本ソリューションにより、企業や博報堂DYグループが収集した生活者のデータに基づき、生活者の現状に沿ったコミュニケーションをDialogOne®からメッセンジャーサービスを通して各生活者に出し分けることが可能となる。
今後、DialogOne®がすでに連携している人工知能による会話エンジンや、販促プラットフォームなどを通じ、TealiumおよびAudienceOneで収集した生活者の統合データをさらに活用し、効果的で効率的な"生活者データ・ドリブン"マーケティングを強化していく …