3社が共同、動画視聴による販促効果分析サービスを提供開始
Ponta提携社で音楽配信・メディア運営事業を行うWanoと、動画アドネットワーク「VeleT（ベレット）」を運営するWanoグループのアルファアーキテクト、共通ポイントサービス「Ponta（ポンタ）」を運営するロイヤリティマーケティングは協業し、2018年12月21日より、動画視聴による販促効果分析サービスの提供を開始した。
本サービスは、お店や商品のプロモーション動画の視聴者や視聴後の購入者にPontaポイントをプレゼントし、Ponta会員の動画視聴と購買を促すだけでなく、Pontaデータを活用して購買行動の変化など販促効果を分析したレポートを提供するというもの。
動画を視聴したPonta会員に絞ってアンケートを実施し、動画の印象や商品利用の感想を調査することや、動画視聴前後の一定期間でのブランドスイッチ調査やリピート購買調査も実施。企業は分析レポートや商品利用者アンケートを通じ、動画コンテンツの販促効果の検証が可能となる。
要望に応じて、動画制作から請け負い、動画視聴の促進から販促効果の分析まで、プロモーション動画を活用した施策全体をサポートするという。
AIを活用した商圏分析や買い回り分析を高速に視覚化する新機能を提供
位置情報データ活用クラウド型プラットフォーム「Location AI Platform」を開発・提供するクロスロケーションズは、2018年12月21日より「Location AI Platform」で提供するロケーションデータを活用したインサイト分析機能（XL Insight）で、商圏の境界の詳細分析や、各店舗や公共施設がそれぞれのエリアの消費動向にどういう影響を及ぼしているのかを即時に分析し視覚化するAIを活用した新機能を提供開始した。
今回のXL Insightの新機能では、AIが多様なロケーションビッグデータに統計的な処理と解析を行うことで、これまで人的にも時間的にもコストをかけていた分析作業を効率化できるため、低予算・小規模で高精度の商圏分析や実勢商圏の把握を実現。これにより、各エリアの商圏の境界や、来店客の買い回り傾向など店舗を指定するだけで即時分析、視覚化することができる。
現在、多数の企業と実証実験を行い、店舗施策の改善やマーケティング支援、またさらなる精度向上や利便性向上のための機能開発を進めている。本サービスの新機能に実装される技術は特許出願中の独自新技術となる …
