CBCテレビがプロ野球中継"史上初"の試み 生放送番組に連動したテレビ広告配信を開始
CBCテレビは、プロ野球中継の価値向上を図る施策の一環として、野球中継内で生放送番組に連動したテレビ広告配信システム「フレキシブルアド」を活用した広告の配信を、8月1日の「燃えよドラゴンズ2018『中日×阪神』」中継内で初めて行った。
「フレキシブルアド」は博報堂DYメディアパートナーズと東通が共同開発した広告配信システム。バーチャル映像合成技術を活用することにより、スポーツ中継などの生放送番組をテレビCMによって中断させることなく、継続して視聴することを可能にした。
事前に複数のCM素材を入稿し、その中から番組の展開に最も合ったCM素材を選択することで、プレイ中の状況に対応し、野球中継の映像を画面の一部に残したまま、試合展開と連携したタイミングで展開内容に最もふさわしい15秒間の広告が送出される。また、CMの背景やテロップ、音声といった素材を組み合わせ、瞬時にCMを生成することも可能だ。
この試みは野球中継史上初となり、「試合の臨場感を途切れさせることなく、その場に最適な広告を送り出すことで、視聴者に全く新しい野球中継を届ける」ことを目的としている。
第22回文化庁メディア芸術祭 作品募集!10月5日まで
「第22回文化庁メディア芸術祭」では、8月1日から10月5日までの期間、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門で作品を募集している。
プロ、アマチュアおよび自主制作作品、商業作品を問わず応募することができる。対象作品は、2017年10月6日から2018年10月5日までの間に完成または、すでに完成し、上記期間内に公開された作品。リニューアル作品も対象となる。
評価は、「高い芸術性と想像性を基準」とし、部門ごとに大賞、優秀賞、新人賞が選定される。また、審査委員会の推薦により、メディア芸術分野に貢献のあった人に対し、功労賞が贈呈される。
アート部門の審査委員は、アートプロデューサーの阿部一直氏ら4名、エンターテインメント部門は東京工芸大学教授の遠藤雅信氏や、AR三兄弟長男の川田十夢氏ほか3名、アニメーション部門はアニメーション監督の宇田鋼之介氏や、医学博士の横田正夫氏ほか3名、マンガ部門は、漫画家のみなもと太郎氏や、北九州市漫画ミュージアム専門研究員の表智之氏ほか3名が務める。
募集の締め切りは、2018年10月5日(金)日本時間18時必着 …