テクノロジー・ドリブンの企業が、マーケティング領域に参入。マーケティングの世界を変えようとしている企業を紹介する。広告の自動売買の仕組みをつくり、AIによるデジタルとリアルを統合したマーケティングを可能にするMediaMathだ。
成功するアプローチはコンシューマーファースト
MediaMathは、独立系のプログラマティックテクノロジー企業で広告の自動取引、広告効果の向上、DSPの提供などを行っている。
CMOを務めるローズンバーグ氏は「重要なのは、コネクテッド・エブリウェアという視座を持つこと。これからは全てのマーケティングをつなげる必要がある。メールやソーシャルメディア、新聞などをつなげ、真のオムニチャネルを実現することがコンシューマー・ファースト・アプローチの基盤」という。
また同氏は、プログラマティックの軌跡についても紹介した。「アドテク1.0は、1994~2006年、ポータルサイトやバナー広告などといったクリックの時代。インターネット広告として最初に登場したのはバナーで、クリック数により成果を算出した …
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