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米国広告マーケティング事情

YouTubeラボで始まる米企業の新たな試み

松本泰輔

グーグルはこの度、顧客サービスの一環として「YouTube Labs(ユーチューブ・ラボ、以下YTラボ)」のアルファ版を開設し、ビデオ・クリエイターとコンテンツ・エージェンシーに企業CM・ビデオ制作を委託する試みを開始した。昨年末には大手化粧品や自動車メーカーなどが「YTラボ」を活用し始めており、2017年の動向が注目されている。

「次世代のビデオ・コンテンツをつくりたい」ロレアルUSAの新たな戦略

(1)ロレアルUSA「Essie’s Naming Department」

YouTubeラボ制作のロレアル「Essie」シリーズビデオ第一弾。カリブ海から帰ってきた同僚の自慢話をきかされ辟易していたOL二人が、新商品ネーミング用に奇抜なアイデアを次々思いつくというストーリー。第一弾は再生50万回を超え、すでに続編もアップされている。

YTラボ参加企業のひとつであるロレアルUSAのCMO、マリー・グリン・マール氏は「昨年初頭のブレーンストーミングで『YouTubeクリエイター、当社のマーケティング・チーム、エージェンシーの三者で次世代のコンテンツをつくれないか』というアイデアが出てきた」と企画開発の経緯をアドエイジ誌に述べた。

これまでのロレアルのYouTube戦略は …

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