米国と日本では、企業のデジタル・トランスフォーメーションの速度もプロセスも異なる。米国で起きているようなコンサルティング会社の躍進は、日本でも起こりうるのか。マーケティング領域の支援サービスを強化するコンサルティング会社、各社の戦略を聞く。
デザイン思考に対する、ビジネス界の関心の高さも、コンサルティング会社による、クリエイティブ人材の提供の背景にありそうだ。
なぜコンサルティング会社がクリエイティブを抱えるのか?
「AdAge」によるデジタルエージェンシーランキングの変遷(参照記事)を見てもコンサルティング会社の躍進が顕著だ。さらに大手コンサルティング会社によるクリエイティブエージェンシー買収も続き、コンサルティング会社が広告業界に参入し、広告会社と真正面から戦う時代が始まっていくのでは…。そんな憶測が広まりつつある。日本でもマーケティング、特にデジタル領域でのサービスを強化する大手コンサルティング会社に実情を聞いた。
クリエイティブエージェンシーの買収については総じて ...
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