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コンサルティング会社のエージェンシー買収 日本市場への影響

コンサルティング会社の攻勢。迎え撃つ、国内プレイヤーはいま何を考える?

デジタルマーケティング支援の領域のプレーヤーが増える中、これまでデジタル領域で仕事をしてきた企業は、この状況にどう向き合おうと考えているのか。その戦略を聞く。

コンサルティング会社が、マーケティングでの事業拡大を目指す動きは、もともとIT領域で強みを発揮していたことがベースにある。デジタル領域でビジネスをしている国内プレイヤーは、この動きをどう受け止めているのだろうか。

電通アイソバーはどう見る?

Q:広告、マーケティングを支援する市場に多様なプレイヤーが、登場しつつある。現在の市場状況をどう見ているか?

いま、起きている変化のベースにあるのは、デジタルマーケティングが成長市場であるということ。大手コンサルティング会社もシステムインテグレータも、システム開発が主たる収益源だが、既存ビジネスは成熟していて、大きな成長は望めない。

それゆえ隣接する、マーケティング領域に参入しているのだと考えている。市場の分析としては、CIOよりCMOがより多くのIT予算を投じるようになると予測した、ガートナーのレポートが象徴的だ。

IR的にも注目の市場であり、投資家に対して、積極的に取り組む姿勢を見せたいと考えるプレイヤーも多いのではないかと思う。この2年の「AdAge」によるデジタルエージェンシーランキング(13ページの図参照)を見ても、コンサルティング会社が急に顔を出すようになった。これも彼らのIR/PR戦略によるものだと考えている。

もうひとつ、異なる視点から言えば、デジタルというものは企業のマーケティングに根本的な変化をもたらすからだと思う。昨今「デジタル・トランスフォーメーション」がバズワードになっているが

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