「宣伝会議」の表紙では、さまざまなジャンルの最新データをインフォグラフィックスを使って紹介していきます。今月は、消費者のアイトラッキングデータを元に、店頭の陳列位置の価値を可視化しました。
アイトラッキンググラスを用いることで、インストアでのFMOT(First Moment of Truth:消費者が、店頭で商品を買うか買わないかを決める瞬間)調査をより精密に行うことが可能になった。消費者が棚の前で立ち止まり、商品を見つけ、手に取り、カゴに入れるまでに影響するさまざまな要素を分析できるようになったのだ。今回はSiBの協力の下、“陳列位置”のみにフォーカスし、その価値を可視化した。
棚での視線移動は、原則「Zの法則」(Z字を描くように左上→右上→左下→右下と移動する)に従うが、それが必ずしも当てはまらないケースも多いことが分かってきている …
あと71%