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脳はどのように世界を見ている?〜『宣伝会議』6月号のカバーストーリー

『宣伝会議』の表紙では、様々なジャンルの最新データをインフォグラフィックスを使って紹介していきます。今月は、人の脳内意味空間を表すビジュアルです。

今月の表紙ビジュアル

脳はどのようなまとまりで世界を見ているか?

今回データを提供してくれたのは、情報通信研究機構 脳情報通信融合研究センター(CiNet)主任研究員の西本伸志氏だ。西本氏は脳神経科学を専門とし、脳内時空間や意味表象解析、fMRIを用いた脳活動計測とそのモデル化に取り組んできた。研究対象テーマの一つ「デコーディング」は、脳の活動からその知覚意味内容(考えている内容)を解読したり、映像化して出力しようと試みる興味深い内容だ。

脳内意味空間のビジュアライゼーション

上のは、2012年に西本氏ら研究グループが『Neuron』誌に発表した、脳内意味空間を表した図である。単語を意味的上下関係のある木構造で表現している点、また単語の脳内表象間の距離を色の違いで表現した点がビジュアル化のポイントだ。この図から、脳は「動物」「人」「人工物」「乗り物」など、カテゴリごとのクラスタで物事を捉えていることが分かるという。例えば、「犬」と「猫」は同じ動物クラスタに属するため、犬と猫を見て取り違えることはあり得るが、「犬」と「海」といった全く異なるクラスタ間のものを取り違えることは少ないという。

複雑多様な脳機能を利用し …

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