世界の生活者の心理を読み解くデータを、ビジュアル化したインフォグラフィックスを毎号掲載。今月はウェーバー・シャンドウィックの調査「魅力ある都市のソフト・パワーとは―アジア太平洋地域の都市の評価・評判」の最新データを紹介します。

表紙で取り上げたのは、東京のソフト・パワーを示す16項目中、6つの要素。左から時計回りに「観光」「ソーシャルメディアとデジタルテクノロジー」「食文化」「ジェンダーに関する寛容性」「美術・文学」「見習いたい都市」。アジア太平洋都市(バンコク、香港、クアラルンプール、ソウル、上海、シンガポール、シドニー)の中で、16項目中10項目で最も高い評価を得ている。
――今回の調査について教えてください。
本調査「魅力ある都市のソフト・パワーとは―アジア太平洋地域の都市の評価・評判」はKRCリサーチ社と共同で実施し、4100人以上を対象としたオンライン調査と、幅広い分野にわたる20人の専門家の知見に基づいています。この調査では、アジア地域の8つの主要都市が持つ政治・経済・軍事力以外の都市としての「ブランディング」をソフト・パワーと定義し …
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