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デジタル環境を踏まえたプロモーション施策を提供

電通テック

電通テックの社長に、電通プロモーション事業局長などを歴任した松原靖広氏が6月26日付で就任した。プロモーション領域における専門性こそが電通テックの強みと語る松原社長に今後の方針について聞いた。

電通テック 代表取締役社長執行役員 松原靖広(まつばら・やすひろ)
京都大学工学部卒業後、1982年電通入社。マーケティング・プロモーション局などを経て、2012年4月からビジネス・クリエーション局長。13年4月からプロモーション事業局長。14年6月、電通テック社長に就任。

―クライアントのニーズは近年どう変わったと見ているか。

マーケティングの進化と変化によって、広告会社はクライアントからより広範囲にわたる知見と解決策を求められるようになりました。広告業が“マーケティング業”に変わったとも言えるかもしれません。マーケティングの効果・効率や結果に対する説明責任は以前に増して求められています。

こうした変化は、デジタル化によるところが大きいでしょう。以前は、媒体広告の「アバブ・ザ・ライン」に対し、プロモーションは「ビロウ・ザ・ライン」と分けられていましたが、その境界線はあいまいなものになっています。オウンドメディアやECまでを広告会社がサポートしているのはその一例です。

電通テックは主に電通を通じてクライアントの要請にお応えする立場にありますが…

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