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米国広告マーケティング事情

米国の比較広告「マクドナルドさんはタコベル好き」キャンペーンがヒット

松本泰輔

新たなSNSやテクノロジーなど、米国企業が取り入れ始めている最先端のマーケティング実例をレポートします。

「タコベル好きのロナルド・マクドナルドさんCM」

タコベル新朝食メニューを頬張る男性はみんな「ロナルド・マクドナルド」さん。口々に「カリッとしておいしい」「中に入っているベーコンがウマイ」などと感想を述べる。CM最後には25人が「私の名前はロナルド・マクドナルド。タコベル朝食セットが大好きです」と大合唱。マクドナルドのキャラクター名と同姓同名の一般人を起用したヒットCM。

以前にも本誌で取り上げた比較広告だが、アメリカでは競合他社製品と自社製品を比較して「どうです、うちの製品の方が優れているでしょう」とわかりやすく見せたり、ライバル製品の不具合をからかったり、様々な方法で自社製品の優位性を消費者に訴える。しかし、あまり執拗に攻撃すると「何もそこまでしなくても...」とかえって消費者を遠ざけ、逆効果になる可能性も否定できない。

そこで忘れてはならないのがユーモアだ。シンプルかつスマートに、面白おかしく相手を攻撃することはブランドイメージ向上に役立つ。タコベルが4月から展開している「『マクドナルドさんはタコベル好き』キャンペーン」は、商品の比較はしないものの、ライバル会社を引き合いに出したユーモアあふれるアイデアが受け、話題となっている。

「朝食セット」といえばキングはマクドナルド

2012年ファーストフードレストラン・ランキングによると、マクドナルドは業界2位のサブウェイに総売上で2倍以上の大差を付け、トップ。タコベルはマック総売上の約5分の1の6位である。なぜ、タコベルは、マクドナルドを攻撃するのか?

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