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予想外から攻める! ソフトバンクの手話アプリ

ソフトバンク「ゲームで学べる手話辞典」

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翻訳のほか、フリートーク機能も搭載。音階に対応した8つのボタンを押すと、きゃりーぱみゅぱみゅが「み」で自由に喋る。

「ゲームで学べる手話辞典」
ソフトバンク

手話を、実際の人の動きで作られた豊富な辞典やゲーム機能で学べるアプリ。3000語以上の手話を360度回転可能な3Dアニメーションで収録。3Dアニメはモーションキャプチャーで制作されている。

リリース日
2014年2月6日

対応デバイス
iOS 6.0以降(iPhone、iPad、iPod touchに対応)

ソフトバンクが“予想外”なiPhoneアプリをリリースしています。それが、「ゲームで学べる手話辞典」。このアプリはCSR活動の一環で作られたアプリだそうです。手話アプリでCSR活動!?なんか色々と予想外が続きますが、1番の予想外はアプリそのもの。

辞書から単語を選択して手話を確認できる「学ぶ」と、手話クイズを解いていく「遊ぶ」の2つのモードがあるこのアプリ。360度回転する3Dアニメーションで、話者の横や背面からも手話を見ることができ、初心者にもやさしい作りになっています。「学ぶ」の中で注目したいのはシーン別の例文集。“サイフを落とした”といった「いざという時、読み取りたい手話」や、「いざという時、表現したい手話」などの手話が収録されています。

「遊ぶ」は、文字入力で手話クイズを解いていくステージクリア型のバトルゲーム。「手話でバトルゲーム(笑)」なんて思いながらプレイすると、これだけを切り出しても良いくらいストーリーや音楽、演出もしっかりしている本気っぷり。これは本当に、予想外デス。

けれど、電話も手話も同じコミュニケーション領域での展開と考えると理解も納得もできます。期待値が高いものって、期待以上のことをしてすごいと思わせるのは難しいものですが(ソフトバンクなら電話関連)、同じ領域なのだけど想像もしていなかった場所から攻めるというのは、印象にも残りやすいしうまいなぁと思います。また、このアプリ、宣伝色はないのですが、一度使うとソフトバンクの想いが伝わってきますし、有料コンテンツの売上の一部は、聴覚障がい者支援団体などに寄付されるそうです。役に立つ企業アプリのお手本だと言えます。

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ゲリラPR活動家 砂流恵介氏(すながれ・けいすけ)

1983年、広島県生まれ。秋葉原でPCショップ販売員の経験を得て、日本エイサーへ入社。宣伝・広報を担当する。2013年12月退社。手段を選ばないゲリラ的なPRを得意とする。

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