ツアーではビッグデータを取り巻くマーケティング企業とアドテク企業も視察。視察を通じ見えてきた、米国における広義の広告テクノロジーの進化と企業のビジネスモデルについて、トレンドを紹介する。
米国のオンライン広告市場では、広告主企業によるリッチメディアの採用が日本よりも進んでいる。
「リッチメディアの利点は、オプションが豊富なこと。オーディエンスターゲティングによる広告配信時に、メッセージや表現の最適化ができる。さらに動画コンテンツやゲーム、ソーシャルメディアへの誘導により、ユーザーにインタラクティブな体験を提供し、エンゲージメントを高められる」と話すのは日本法人メディアマインド・テクノロジーズの親会社であるDGでリッチメディア・プロダクト・マーケティングマネージャーを務めるCraig Phillips氏。リッチメディアを活用している広告主は高価格商材に限らない。日用品メーカーなどからの引き合いも増えているという。
あと65%