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創立100周年の上智大学、新たなビジュアルアイデンティティを策定

上智大学

学生有志によって組織される「上智大学100周年学生委員会」が主催したイベント「上智浴衣デー」の様子。学生の取り組みも積極的に伝えることで、学内広報をより効果的に進めていきたい考えだ。

今年で創立100周年を迎えた上智大学。記念誌の編纂や各種記念事業の実施などに加え、周年を機に始めた取り組みが、新しいVIの策定だ。「これまでは、ロゴマークの使い方のルールやスクールカラーが明確に決められていなかった。これが統一感のないコミュニケーションを生んでいる原因と考え、他部署と共同でワーキンググループを発足させて、大学として統一されたマークやカラーを確定させるとともに、ガイドライン策定に取り組んできた。10月から正式な運用を開始する予定」と学校法人上智学院 総務局企画広報グループの菊池亜由美氏は話す。

同大学の広報業務を担う総務局企画広報グループのメンバーは7人。うち2人が、大学の史・資料の管理や100周年記念誌の編纂、上智大学出版などの事務局を担当しており、他の5人で上智学院全体と、上智大学の広報業務全般を担っている。また、受験生は学事局入学センター、卒業生はソフィア会事務局と、ステークホルダー別にコミュニケーション担当部署を分けることで、円滑なコミュニケーションを実現している。

全面ザビエルのインパクト
昨年12月3日には日経(全国版)・朝日・読売(共に東京版)3紙の朝刊に創立100周年を記念した全面広告を出稿。同校が1549年のフランシスコ・ザビエルの来日に起源を持つことから、ザビエルの命日に合わせ、世の中に今一度、上智大学の存在をリマインドしたいと考えた。ザビエルの姿を大胆に配したクリエイティブで、在校生・卒業生を中心に大きな話題となった。大反響を受け、カラー版のポスターも制作し、学内外で活用している。

“上智の今”伝えるムック
7月末に出版した東洋経済のムック『動き出した上智大学の今』。「教育の本質部分を伝えるための投資は積極的に行っていきたい」(菊池氏)とし、「グローバル教育」というワンテーマを深く掘り下げた。5000部発行し、3000部は書店販売、2000部はステークホルダーに配布。

英語での情報もリアルタイムに
総務局企画広報グループのメンバーは7人。うち5人で上智学院全体と、上智大学の広報業務全般を担っている。菊池氏は英語を読み、書き、話せる存在として、英語版WEBサイト、フェイスブックなど、英語でのリアルタイムな情報発信にも忙しい。

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