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大学広報は今

「創立者の想い」を主軸に 独自の切り口でブランドを訴求

同志社大学

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同志社大学 企画部広報室 広報課の皆さん。後列中央には、創立者・新島襄とその妻・八重のパネルが。

自校に優秀な学生を招き入れるため、卒業生からの支援を増やすため...。大学はいかに情報を発信し、ブランド価値を高めていくべきか。
少子化の時代、入学志願者を増やすための入試広報にとどまらず、より幅広いステークホルダーを対象に、ブランディングに注力する大学・学校法人が増えている。それぞれの目標を達成するために、活発なコミュニケーション活動を展開している大学の取り組みを紹介する。

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マンガ、大河ドラマ...心を掴むツールで発信力を強化

レンガづくりの明治建築が美しいキャンパスを有する同志社大学では、"創立者の想い"を大きなファクターと捉え、創立者・新島襄の「建学の精神」を核としたブランド・コミュニケーションに力を入れている。ステークホルダーごとにきめ細かな情報発信ができる広報体制をとっており、卒業生や父母などは校友・父母課が、受験生は入学課がそれぞれ担当。これら以外の領域に向けた情報発信と、大学ブランディングのトータルコーディネート役を、広報室長を含めた専任職員7人、非専任職員7人の計14人で構成する広報課が担う。

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