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いまネットの世界でおきていること

「商品を使用する環境で必要になるツール」が、今後のスマホアプリのコアになる

深津貴之(インターフェース/インタラクションデザイナー)

スマートフォンのアプリって...

広告媒体としてのスマホアプリ、と聞いて何を思い浮かべるだろうか?おそらくはバナー広告を思い浮かべる人がほとんどだろう。さまざまな無料アプリに貼られたバナーや、リワード広告。効果測定やABテストといった機械的な指標が主流であり、クリエイティブとしてはエキサイティングでないというのが、大半の方が抱くイメージではないだろうか。

もちろんスマホの広告はバナーだけではない。従来のFlashサイトの文脈を携帯に持ってきたものや、コンサートなどイベントと連動したレクリエーション系のアプリなどもある。この手のアプリはとても華やかさがある一方で、基本的には従来のWEBのFlashサイトの延長であり、打ち上げ花火の文脈のものである。

バナー広告と、打ち上げ花火系アプリ、この2つはスマホアプリの広告媒体としてこれからも主流であり続けるのだろうか? これらはWEBの文脈をスマホに移植した過渡期の広告なのである。ではスマホアプリの特性をより活かした、新しい広告方法とはなんだろうか。

スマホアプリの最大の特性は、「一期一会ではない」ということだ。一度見たら終わりというテレビCMやキャンペーンサイトとは異なる、最大の特性である。しっかりしたアプリを作れば、ユーザーのホーム画面の良い位置に残り続け、使われ続ける。これが従来までの携帯広告と、スマホアプリケーションを分ける最大の違いである。この特性を最大限に活かそうとした場合、スマホアプリ広告が目指すのは、「ユーザーに毎日使ってもらえる何か」、つまり日常で使われるツールアプリである。

ユーザーのポケットに潜める

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