創業30周年を機にコーポレートサイトを刷新 多彩な事業を行う「今のアスクル」を表現
周年などの節目を機に、サイトのリニューアルを実施するケースもある。2023年で創業30周年を迎え、10年ぶりの刷新を行ったアスクルが、コーポレートサイトに求める役割とは。プロジェクトメンバーに聞いた。
コーポレートサイト フルリニューアルを実現
ウェブ制作会社に、この1~2年で増えた「サイトリニューアルの要望」についてアンケートを行った。その回答からは、企業を取り巻く環境変化に伴い、サイトに期待する役割も変わっていることが分かる。サイトの課題を抽出する際に参考にしてほしい。
ESG経営に対する関心が高まる中、コーポレートサイトでは、ミッション、ビジョン、パーパスなど、企業の社会的意義をより良く伝えるための情報発信が重視されていると感じる。また、意思決定のプロセスにおいても、人的資本経営の考え方が反映され、経営者がトップダウンで指示をするのではなく、プロジェクトに関わる各メンバーがワークショップで意見やアイデアを出し合い、協議を重ねるボトムアップのアプローチが増えている。(ユニットベース 上村正敏氏)
何を達成するためのリニューアルかを明確にすることで、改善の効果を実感できる。意思決定に迷った際、立ち返ることができる確固たる基準を設けることで、最適なサイトが構築可能に。