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社内報のつくり方

グループ社員の本音にも迫る 積水ハウスのグループ報

積水ハウス

インターナルコミュニケーションを活性化させ、事業の成長を後押しする役割を担う社内報。今回は積水ハウスのグループ報制作の裏側に迫ります。

積水ハウス『ひと』

積水ハウスのグループ報『ひと』はグループ全社員のほか、内定者や親元を離れて勤務する2年目までの社員の実家にも直送する。その意図を広報部主任の槻並省吾氏は「親御さんに子どもが勤める会社のことを知らせ、家族のコミュニケーションを促せればとの思いです」と話す。

2019年7月号の企画「被災地の『今』、自分ができることを考える3日間。」では、同年度の全新入社員460人が各地の被災地を訪問、現地から思いを伝えた。ある新人は宮城県で災害公営住宅の清掃に参加し、掃除をしつつ会話をするだけで泣いて喜ぶ被災者がいたと話す。別の新人は熊本の被災地で、「3年も経てば復興もかなり進んでいるのでは」との思い込みと異なる現実に衝撃を受けた。支店配属の同期に比べ、直接顧客に接する機会が少ない本社部署の社員も「誰かの助けになっている実感を得られた」と話す。

2019年11月号の巻頭特集は「11,000人のプライド運命協同体が生む施工力」。共存共栄関係にあるグループの施工体制について、積水ハウスから積和建設に出向した社員に話を聞いた。「支店の現場監督時代には作業が工程通り進まないとき、積和建設の担当者を問いつめるだけだった。しかし自らがその立場になることで、かつて自身のしていたことに気づきショックを受けた」と打ち明ける。

また現場の業務に携わる関係者の座談会では、協力会社の現場頭から「作業者へ伝えるべきことが大変多く、親方が、胸の内にしまい込んでいることもあるのでは」との指摘も。結果、問題が再発する可能性もあるのではないか、といった現場の本音を引き出した。

毎号人気の連載が「仕事×育児イクメン奮闘記」。育児休業を活かす父親社員が登場し、妻や上司の声も聞く。2019年7月号では、支店設計課に勤務する社員が、育児休業によって家事の大変さが分かり、休業後も子どもの送迎を担うようになったとその変化を語った …

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