日本唯一の広報・IR・リスクの専門メディア

           

Twitter活用の広報戦術

老若男女からファンレターも届く フォロワーを楽しませる投稿

キングジム

2010年2月にTwitterを始めた文具メーカーのキングジム。今では約35万人がフォローする人気アカウントだ。立ち上げ当初からの担当者に、フォロワーとの信頼関係構築のコツを聞いた。

DATA
開設 2010年2月
フォロワー数 約35万
担当者数(部署) 1人(広報室)
投稿内容 企業や商品の情報(約3割)、日々の出来事やリプライ(約7割)
"中の人"の人格 企業の擬人化+担当者の人格のかけ合わせ

キングジムのTwitterアカウント開設のきっかけは、宮本彰社長からの提案だった。現在も"中の人"を務める広報室の三浦なずな氏は、ある日突然社長室に呼ばれて担当を任命されたという。未経験の状態から始め、代理の担当者に任せていた約1年間以外は、自らが運営に携わってきた。

開設理由のひとつが、企業全体の方向転換だった。同社の主な商材はオフィス向け文具だったが、2008年に一般向けにデジタルメモ「ポメラ」を発売。「ポメラ」のヒットを機に、BtoC向け商品の開発にも本格的に乗り出した。つまり広報活動においても、一般顧客との接点づくりに重点が置かれるようになっていた時期だった …

あと80%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

Twitter活用の広報戦術 の記事一覧

「企業人格」を最大化するTwitterの使い方
広報担当がYouTuber!? 炎上を恐れないチャンネルの裏側
老舗が唯一無二のポジション確立へ ロングセラー生存戦略としての活用
自社愛があるからこそ自虐発言もユーモアに
働き方改革で個人事業主へ移行 革新型企業の「顔」であり続ける
老若男女からファンレターも届く フォロワーを楽しませる投稿(この記事です)
Twitterで行動を喚起しネットからリアル店舗に誘導
「バズ」の本質を行くSNSマーケティング
愛されアカウントになる、Twitter運用と炎上対策の基本
広報会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する