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専門メディアの現場から

国内で最も歴史の長い自転車専門誌 「e-bike元年」をどう見る

八重洲出版『CYCLE SPORTS』

業界ごとに存在する数多くの専門メディア。広報担当者にとっては、メディア対応の登龍門となることも多いでしょう。その編集方針やヒット企画、注力テーマを聞き、関係構築のヒントを探ります。

『CYCLE SPORTS』編集部DATA
  • 部数:20万部
  • 発行:毎月20日
  • 定価:670円(税込)
  • 創刊:1970年4月。ロードバイク、MTBを中心にスポーツ自転車のトレンドをいち早く届ける。
  • 形態:A4変型
  • 年代別読者データ:
  • 昨今、サイクルシェアが注目を集めるほか、幼児の送り迎えや近所への買い物用まで電動アシスト自転車が普及し「e-bike元年」ともいわれる。国内の自転車保有台数が増え続ける中、日本で一番歴史の長い自転車専門誌が『CYCLE SPORTS』だ。

    2018年9月号の特集「じてんしゃ旅2018夏」では、人気の旅行先やその楽しみ方を案内した。能登国が誕生して1300年を迎える今年、日本で唯一車の走行ができる砂浜「千里浜なぎざドライブウェイ」(石川県)の波打ち際を走り、「写ルンです」で何気ないシーンを記録することを提案。周囲の店や旅館、土地の名産も紹介する。「『写ルンです』は途上で写真を撮ると楽しいとライターに教えられ掲載しました。お店も取材中に見つけて話を聞くこともあります」と編集長の吉本司氏は語る。

    同誌の専門誌としての真骨頂が「自転車道」と題するページ。自転車とものづくりの根幹に迫り、ベアリングや塗装、素材など様々な工程をつかさどるメーカーに取材を敢行する。各号10ページを超えるボリュームだ。

    2017年11月号ではスチール素材の謎を追い、新日鉄住金を訪ねた。鉄の成り立ちから熱処理過程、その未来まで研究担当者に話を聞いた。専門誌の取材ではメディア側のニーズに沿い、いかに適切な話のできる話し手をセッティングできるかどうか、そして業界知識のフォローが重要だが、同社の広報対応はとても好印象だったそうだ …

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