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専門メディアの現場から

Appleファンのための専門誌『Mac Fan』 教育・医療など読者層も拡大中

マイナビ出版『Mac Fan』

業界ごとに存在する数多くの専門メディア。広報担当者にとっては、メディア対応の登龍門となることも多いでしょう。その編集方針やヒット企画、注力テーマを聞き、関係構築のヒントを探ります。

『Mac Fan』編集部DATA
  • 部数:10万部
  • 発行:毎月29日
  • 定価:780円(税込)
  • 創刊:1993年にApple Macintoshの専門誌として創刊。MacやiPhone、iPadなど、Appleカルチャーにまつわる価値ある情報をApple Fanに届ける。
  • 形態:A4変形判(284×210mm)
  • 職種別読者構成比:
  • 『Mac Fan』はMac、iPhone、iPad、Apple Watchなどの製品とその周辺ジャンルを網羅するAppleファンのための専門誌だ。専門用語を使用しない記事内容と、グラフィックを駆使した解説誌面は初級者にも分かりやすい。編集長の原清氏は読者像を「従来多かったクリエイティブ&ホビー系のみならず、最近は層が広がってきました。ビジネス、教育、医療など幅広い分野の方に読まれています」と語る。

    2018年4月号(2月28日発売)では「AppleのAI活用」を特集する。例えば顔認証に関して、Appleの場合はGoogleやAmazonと異なりユーザーの写真データを自社のクラウドサービスから収集していないと伝える。個人情報を守る姿勢と、学習用の無数の顔データをAI技術を利用してつくり出していることを解説。原氏は「ネットで拾える一次情報でなく、いかにして深掘りした記事を提供できるかにこだわります」と打ち明ける。

    2017年11月号「ビジネスとApple」欄で取り上げたのはフィットネスクラブ改革にApple Watchを活用する東急スポーツオアシスの動き。防水機能を備え消費カロリーやターン数なども記録できる同製品はスイミングのワークアウトにも効果的だが、現在多くのスポーツスタジオでは他人に当たる危険を慮りその使用を禁止する。

    しかし同スタジオでは安全面を考慮し、専用のシリコンカバーを上に装着することで利用を認めたと伝える。他にエクササイズやストレッチを指導する同スタジオ発のアプリをiPhoneに表示する動画と連動し、自宅や職場でも利用できるようにした動きも扱う。フィットネスクラブに通う中心層である30~40代の忙しさに触れ、施設におけるICT利活用の必然性まで論じる専門誌ならではの記事だ …

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