販売促進の専門メディア

           

リテールメディア 理想と現実

アプリで戦うセブン、リテールメディア案件数は5倍増も広告枠の拡張に課題

セブン-イレブン・ジャパン

2022年にリテールメディア事業へ参入したセブン-イレブン・ジャパン。圧倒的な会員数を誇るセブン-イレブンの公式アプリを軸にした広告サービス提供が、同社リテールメディアの特徴だ。日本におけるコンビニの王は、2023年度のリテールメディア事業をどう捉えたのか。同社リテールメディア推進部総括マネジャー 杉浦克樹氏が語る。

    セブン‐イレブン・ジャパン
    リテールメディア事業 基本情報

    開始年
    ●2022年9月より本格参入

    広告枠
    ●「セブン-イレブンアプリ」内のバナー
    ●店頭サイネージ(実証実験中のレジモニター含む)

    2023年度実績
    ●案件数が約5倍に増加(前年度比)
    ●年間継続、リピートで出稿する広告主増加

セブン-イレブン・ジャパンの「理想」

アプリ・店頭での接点(量)と、データをもとにしたフィードバック・販促施策(質)の両面から、広告主の目的達成に寄与する
リテールメディアならではのメジャメント(共通指標)を整備していきたい
リテールメディアがマーケティング...

あと80%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

リテールメディア 理想と現実 の記事一覧

EC上の広告がデジタル広告全体の成長率を上回る リテールメディアの定義を変更し、市場予測を再推計
アプリで戦うセブン、リテールメディア案件数は5倍増も広告枠の拡張に課題(この記事です)
ファミマのリテールメディア 前年度比200% 残る課題はサイネージの効果測定
「データ×売り場」で勝負 ドンキのリテールメディア戦略と課題
なぜリテールメディアに紙媒体? ヨーカ堂は「コンテンツ編集力」で差別化図る
複数小売店を横断するプラットフォーム化が必要だ 流通にも期待される組織体制・目標設定の見直し
小売主語になっていないか 必要なのは、企業を「横断して」出稿できる使いやすさ
リテールメディア 「認知獲得」と「販促」の両方使える特性が混乱を招く?
真の「リテールメディア元年」到来はまだ先か? 特集から見えた、小売とメーカーそれぞれの想い
販促会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する