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ヒットの仕掛け人に聞く

あえて「シェアしない」ピザの新しい楽しみ方を提案したドミノ・ピザの「マイドミノ」

ドミノ・ピザ/マイドミノ

宅配ピザのドミノ・ピザが2023年2月に発売した「マイドミノ」は、ピザをシェアしないことを前提に開発された、新たなコンセプトの商品だ。個食ニーズの高まりを受けて、利用シーンの拡大に成功している。

    DATA

    商品名:ドミノ・ピザ「マイドミノ」

    希望小売価格:990円~

    主な販路:店舗、ECサイト、公式アプリなど

発売後約1年で400万食突破

──「マイドミノ」開発の背景と特徴を教えてください。

「マイドミノ」は、2023年2月13日に発売した、ピザなどのメインメニュー1品にサイドメニュー2品を組み合わせて、自分好みのセットを選択できる“おひとりさま向け”の商品です。「“シェアしない”マイドミノ」をタグラインに、弁当箱のようなボックスタイプで提供するのが特徴です。

開発の背景にあるのは、ピザの食事シーンから生まれるインサイトと、近年の個食需要に対応するという目的の大きく2つがありました。

ピザを取り巻くインサイトというところだと、例えばピザには、大きなサイズのものを大人数で分け合って食べるというイメージがありますよね。もちろんその食べ方も楽しいことではあるのですが、一方で、「実は別の味やもう一切れ食べたいけれど、シェアしないといけないから」という遠慮があった人もいるのではないでしょうか。また、家族と一緒に食べるときは子どもを優先して我慢する、辛い味のメニューは避けるようなケースもあると思います。

マイドミノはそうした課題を解決できる商品として、ピザとしては新しい「シェアしない」をコンセプトに開発しました。

さらに、個食需要に対応するために、従来の宅配ピザとしての用途ではあまりなかった、ランチへのアプローチも意識しています。メイン、サイド共に選択肢が多く、組み合わせの幅広さには自信を持っていますね。ピザを「機会食」ではなく、「普段食」にすべく、習慣的に食べても飽きさせないようにすることも狙いのひとつです。

──発売してからこれまでの販売動向はいかがですか。

2023年2月13日に発売を開始し、その後、発売34日で50万食、同年6月5日には150万食を達成。2023年の12月15日には400万食に到達し、コンスタントに数字を伸ばしてきています。発売後、約1年で400万食という数字になったのは、マイドミノという商品がお客さまのニーズに合っていたことの証明なのではないかと考えています。

商品
2023年2月13日に発売した「マイドミノ」。「“シェアしない” マイドミノ」をタグラインに、新たなピザの利用シーンを開拓した。ピザなどのメインメニュー1品にサイドメニュー2品を組み合わせて、自分好みのセットを選択できることが特徴だ。また、新商品や期間限定商品もメインメニューに組み込むことで、利用してみようと思えるメニュー展開を用意している。ドミノ・ピザはマイドミノを通じて、従来のパーティーなどの特別な「機会食」としてのピザのイメージを、日常的にも取り入れる「普段食」とする役割を期待している。

イベントなどの機会をとらえたキャンペーンで利用を促進

──プロモーションはどのようなことをされましたか。

ピザラインアップで発売した新商品を、マイドミノのカスタマイズ選択肢にも対応させることで、新商品のトライアルを促しながら、マイドミノの認知獲得も目指したのが1つです。

また、ドミノ・ピザでは定期的に期間限定商品を発売していますが、それらもマイドミノに対応し、限定商品とマイドミノのどちらも試してもらいやすい環境を整えています。

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