プランニングにより、大きな効果を発揮するプリントメディア。情報接触がオンラインメディアにシフトしているからこそ、アナログは有効な手段になる。プリントメディアの特長と活用について、ラクスルの山根悠暉氏に聞いた。
プリントメディアの進化を語る上で欠かせないのが、スマートフォンを中心としたオンラインにおける情報接触機会の増加です。人々の生活においてテレビ、ラジオ、新聞、雑誌という4大マスメディアが情報接触の中心だった2012年は、オンラインの利用時間が71.6分だったのに対し、2021年では176.8分と約2.5倍の利用時間になっています(図)※。
特にスマホの普及により、オンラインメディアへの接触時間がさらに増え、マーケティングにおいても、オンラインの活用が主流になってきました。
プリントメディアは情報との出合い方を活かす
しかし、私たちが日頃スマホをはじめとするオンラインで接触する情報は、自分が知りたい情報やその周辺情報が多く、全く予期していない情報と接触する機会は多くありません。チラシなどのプリントメディアは、一方的に...
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