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下北線路街13エリアがいよいよ完成へ 駅前の文化交流促進

NANSEI PLUS

小田急電鉄の線路跡地の開発事業「下北線路街」が駅前の「NANSEI PLUS」をもって13施設誕生という前例のないプロジェクトのゴールを迎えた。コロナ禍を経てより自宅近くの施設が求められるなか、「駅前の新しいカタチ」というコンセプトを選んだ理由とは。

(tefu)loungeの2階レセプションのスペース。シアター「K2」のチケットはオンラインまたはテーブルの上のタブレットより購入する。

敷地内は5階建ての(tefu)loungeの棟(写真正面)と2階建ての飲食店の棟で構成。広場は駅前と遊歩道奥の2カ所にある。


小田急線東北沢駅から下北沢駅を挟み、世田谷代田駅に至る路線の連続立体交差事業および複々線化事業に伴い創出した土地約2万7500㎡を活用し、開発された「下北線路街」。小田急電鉄はエリアを13のブロックに分け、2016年2月の「リージア代田テラス」を皮切りに、異なるコンセプトを持つ施設を約6年かけて段階的に開業してきた。その最後を飾ったのが、下北沢駅南西口前の「NANSEI PLUS」だ。

コロナ禍で自宅時間が増えるなか、徒歩圏内の暮らしをより一層充実させる「駅前の新しいカタチ」をコンセプトに、下北沢駅前ならではの個性や価値を創出する施設構成で多様な人々が集い、混じりあう場所を目指している。

駅の2階からもデッキで直結している「(tefu)lounge」は、「NANSEI PLUS」の中核施設として、シェアオフィスやラウンジ、シアターなど文化的な機能を充実させた。シアターを選んだ理由は、下北沢駅周辺にかつては複数あったミニシアターが今回誕生したK2を除くとわずか1館という現状にある。

「誰もが訪れやすい駅前立地にミニシアターを計画することで、ミニシアター文化の復活のみならず、下北沢がクリエイティブな街であることを発信していきたい」(小田急電鉄エリア事業創造部 向井隆昭氏)

同様にシェアオフィスは、コロナ禍で高まるテレワークニーズへの対応や、街にクリエイティブな人を増やすという狙いからだ。2階の一部と3階にある「ラウンジ」の利用は、「ドロップイン」と「ワンデー」、「マンスリー」の3つのプランがあり、支払いおよびチェックインは専用アプリで行う。利用者は併設のKITASANDO COFFEE下北沢店のコーヒーを含むドリンクの飲み放題がつき、好きなスタイルの座席で過ごすことができる。

2階の入り口横の一角には、駅前の好立地を...

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