照明、接客スタイル、広告メディアと細かく配慮。訪問営業や巡回サービスなどにも向く電動アシスト自転車。試乗車用意やブログエントリーで初心者に丁寧な対応。
JR大森駅から歩いて10分ほど、池上通りが環状七号線と交わる手前にあるのが「サイクルショップオギヤマ大森山王店」。日本初、電動アシスト自転車に特化した店として大田区、品川区などで4店舗を持つ中の1店だ。
「当社は山王で古くから自転車店を営んでいました。坂が多く高級住宅街を控える環境から、次第に電動アシスト自転車専門店に特化しました」と同店を運営するオギヤマサイクル取締役、小峰市太郎氏は話す。
店舗は池上通りに面した明るい造り。店内照明は白色系の蛍光灯の隣に暖色のスポットライトを配し、明るさのみでなく暖かさも自転車から放たれるよう留意する。「自転車の車体は黒や青といった暗めの色が売れ筋なので照明には気を使います」と小峰氏。
コロナ禍により、勤務体系や通勤手段などライフスタイルが変化する中、自転車に対するニーズも様々な変化があった。「通勤を電車から電動自転車に切り替える方が増加しています」と氏は教えてくれた。
近隣との結びつきが強い同社店舗の特性上、数年前に始めた地域のバス広告はリスティング広告より安く効果が高いという。
店内には、スポーツタイプや通勤向け、子どもを乗せるタイプなど幅広い用途の新車・中古車が揃う。点検・修理サービスの専門コーナーもある。
店頭には試乗用機種を豊富に展示。「お子さまを...