私たちの体は過去に食べたものでできています。同様に、考え方は、いままで読み、聞き、学んだことからできているのでしょう。読書は、その人の考え方の骨格に影響を与えていることが多々あります。ゆえに「あの人はどんな本を読んでいるのだろう」と気になるのでしょう。本誌では各界で活躍する方々におすすめの本を紹介してもらいました。読んだことがあるものも、ないものも。年末年始に開いてみてはいかがでしょうか。
大きく考えることの魔術

ダビッド・J・シュワルツ 著、桑名一央 訳/実務教育出版
1400円+税
より大きな成功や業績、より大きな幸福を手にするには、大きなスケールで考え、行動することだ。考えの枠を広げる習慣を身につける方法を説く。混迷の時代を生き抜く指針として、初版1970年から指示を集める本。
仕事で成功するには、能力だけでなく、自信が必要です。自分を過小評価していては、物事に挑戦することができず、成長の機会を得ることもできません。本書で説かれているのは「成功するかどうかは、考えの大きさによって決まる」ということ。
その「大きく考える」スイッチを入れることができれば、思考は現実のものとなり、自分の可能性を制限するものはなくなります。私は「挑戦を可能にする自信」を持つことこそが、成功への第一歩だと思います …
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