コンビニがいま、AI(人工知能)やビッグデータなどITに期待していることは何か。セブン&アイ・ホールディングス(HD)、ユニー・ファミリーマートHD、ローソンの大手3社にアンケートを実施。消費者とのコミュニケーションや業務負担軽減、売り逃しの抑制などへのAI活用に、関心があるようだ。
セルフレジ1000店へ ファミリーマート
ファミリーマートは、AI(人工知能)導入による店舗の省人化に注目する。ピーク時間のレジ混雑を和らげたり、店舗スタッフのレジ業務負担を減らしたりすることを目的に、セルフレジをことし8月末時点で約250店にて展開。今年度中に、これを1000店まで広げる予定だ。
「AIやビッグデータによるプロモーションはどのようなものが考えられるか」との質問には、「加盟店負荷を増やさないことを前提に」として「品切れのない売り場の提供」と回答した。人手不足の深刻さがうかがえる …
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