シリーズ累計出荷数が2500万本(2015年1月~2017年4月)を突破したヘアケアブランドのボタニストが初となる実店舗を7月にオープンした。その狙いとは。

1階の内観。オープン記念限定のラベル・新しい香りのシャンプーやトリートメントなども用意した。
ヘアケアブランドのBOTANIST(ボタニスト)を展開するI-ne(イーネ)は7月15日、同ブランド初となる旗艦店「BOTANIST Tokyo(ボタニスト トウキョウ)」を東京・原宿にオープンした。
ブランドらしさを既存ユーザー・新規ユーザーに訴求し、ファン化することが狙い。ターゲットは主に20歳代~30歳代の女性。
同店のコンセプトは「朝起きて食事をする時から、夜寝る時まで、植物とともにカジュアルでリラックスして過ごすライフスタイル」。
店舗は1階と2階で構成され、装飾には植物をふんだんに取り入れた。1階ではボタニストのシャンプーやトリートメントのほか、同ブランドとしては初となるマグカップやポーチ(店舗限定)などの雑貨カテゴリーも販売する。
また、2階のカフェ「BOTANIST cafe」では、サラダプレートや、野菜と果物を使用したフレッシュスムージーなどが楽しめる。
店鋪の立ち上げに従事したイーネ経営企画室の廣岡輝氏は「ボタニストを選んでもらう、ファンになってもらうために、当ブランドの『らしさ』を伝えることを強く意識しました。たとえば商品を前面に押し出してしまうと、商品ありきになってしまう。商品を並べるのでも余白を残すように、など細かな点にも気を配ったつもりです」と話す ...