アパレルや飲食を手がけるベイクルーズは、ブルックリン発のコーヒーショップ「GORILLA COFFEE(ゴリラコーヒー)」を「六本木ヒルズ」(東京・港)にこのほどオープンした。国内3店鋪め。新店舗の特徴を探った。
「GORILLA COFEE(ゴリラコーヒー)」は、濃いめのコーヒーと、アメリカンフードが特長のコーヒーショップ。4月末に渋谷店、池袋店に次ぐ3店鋪めを、「六本木ヒルズ」にオープンした。
六本木ヒルズ店での新たな取り組みとして、事前オーダーシステムを採用。店外から専用アプリを用いて注文し、来店して商品を受け取るという仕組み。
利用を見込むのは六本木エリアのオフィスワーカーや外国人ワーカー、観光客や休日のショッピング利用客など。事前オーダーシステムで、オフィスワーカーを中心にリピート客を獲得する狙い。実際、常連客を中心に利用が広がっているという。
「モバイルオーダーシステムで決済もできるため、店舗で代金のやりとりを行わず、混雑時でも待ち時間のないスムーズに受け渡せるようになりました。注文した商品が調理・ドリップ中なのか、完了しているのかをアプリや店頭のサイネージで確認することもできます」(ゴリラコーヒー マネージャー 山田潤氏)
店内レイアウトは「バリスタがコーヒーを淹れるようすを、さまざまな角度から見られるように」と、店舗中央にアイランド型の厨房を置き、それをコの字型に囲むようにテーブル席やカウンターなどを配置したつくり ...