紳士服店のコナカは10月1日、オーダースーツブランド「DIFFERENCE(ディファレンス)」を東京・青山にオープンした。店舗設計から商品・サービスなどは佐藤可士和氏がトータルでプロデュース。競合との差別化を図るための戦略について聞いた。
表参道駅から徒歩3分ほどのところに、オーダースーツ専門店「ディファレンス」がオープンした。同店はWebサイトか専用のアプリから事前予約をして利用する。初回は店舗でテイラーが採寸し、2回目からはマイデータをもとにWebサイトかアプリからも購入が可能だ。予約時には性別や生年月日、身長、体重、サイズ感、予算、購入予定のアイテムなどを入力し、仕上がりのイメージに近い画像を添付することもできる。
このように、事前にヒアリングをしておくことで、顧客ひとりひとりのニーズに合ったスーツの提供をしているのだ。「オープンから1週間、常時約9割は予約でいっぱい。今後の売り上げ目標は年間で1店舗1億5000万円を目指しています」そう語るのは、ディファレンス事業部の中嶋傑氏。
また、スーツの生地は約150種類以上からオーダーができ、スーツの他にもシャツやネクタイ …
あと59%