新しく発信される消費者の調査データの中から、編集部が注目した調査結果をお届けします。
日立製作所と博報堂は、両社のビッグデータ利活用協働プロジェクトであるマーケット・インテリジェンス・ラボの活動として、生活者情報が利活用されることに対する生活者の意識調査を実施した。自身の生活者情報を利活用されることに対し、不安に思う人が多数いることが分かり、企業は今後、生活者の理解を得ていく上で、不安の軽減に努めることが重要になっているようだ。
- 調査方法:インターネット
- 調査調査対象:全国の20〜60代の男女1030人
- 調査実施期間:2014年6月20日
DATA 1
情報を活用されることに、期待より不安
生活者情報の利活用について、期待と不安のどちらが大きいか尋ねたところ、「同じくらい」と回答した人が最も多かったものの、不安と考える人の割合が全体的に高かった。不安を軽減する施策をとることが重要となってくる。
DATA 2
利活用する上で企業が取り組むべき要素
主な不安要因を調査したところ、主に「規約で書かれた目的以外での利用」、「活用に関する拒否権の欠如」、「目的などの説明が不十分で、分かりにくい」の3項目に回答が集中。企業はこういった要素を積極的に ...
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