串カツ田中とunoが異色のコラボ プロの企画書を公開
ファイントゥデイが展開する「uno」は2024年11月1日、串カツ田中ホールディングスとのコラボ企画「#男もアゲるコラボ」を開始した。
マル秘公開 これがプロの企画書だ!
株式会社モメンタム ジャパン
戦略開発局 プランニング マネジャー
渡辺大輔氏(左)わたなべ・だいすけ/2012年7月にPR会社より転職。主にストラテジックならびにPR領域のプランニングを担当。
戦略開発局 プランニング ディレクター
湊川将当氏(右)みなとがわ・まさと/新卒で入社して、約10年。日本コカ・コーラを中心にPRイベント、消費者イベントのプランニングを担当。
まずはピークシフト自販機を取り巻く市場環境について整理します。震災後のさまざまな報道にもある通り、今の日本の社会的問題として電力の供給問題があるのは既知の通りです。また、そのような社会的問題の影響を受け、自動販売機は日中の電力使用の最小化が求められています。
ピークシフト自販機は、「ピークシフト」という節電方法を用いて、日中の電力をほとんど使用しない、今の日本の電力事情に適した自動販売機であると言えます。
そもそもピークシフトは、どのくらい認知・理解されているのでしょうか。弊社の独自調査データによると、電力に関することと回答した人は17%、さらに節電に関することと回答した人は3%しかいませんでした。
現時点では、ピークシフトは節電に関することであるという認識は低く、ピークシフト自販機の理解を促進させるためには、ここに大きなバリアがあると考えられます。
一方で、生活者は節電をどのように捉えているのでしょうか。
弊社が行ったインタビュー調査によると、節電は大切または必要だと思うものの、自分の生活を犠牲にする、または切り詰める感じを受けるなど、大変なものとして感じていることが分かりました。