レンタル・シェア文化を浸透させるためのブランディング (後編)
必要なときに必要なだけ利用できる経済性や合理性が支持され、広がりを見せているレンタル・シェアリングサービス。車からファッション、スペース、スキルまでさまざまなカテゴリーでサービスが生まれている。ただ、なんとなく存在は知っているものの、一歩を踏み出すには至っていない生活者が多いのも事実。成長過程のサービスの最新プロモーションを取材した。
業界別販売促進
広告キャラクターには、ターゲットである20~30代に認知の高い女優の深田恭子さんを起用。
夏に向けて、市場が活性化するスポーツ飲料や機能性飲料。スポーツシーンに加えて、熱中症対策など日常生活での飲用を促す試みを各社が強化している。商品機能の理解を促進するためには、まずは体験してもらう試みも重要だ。市場をリードする各社に話を聞いた。
スポーツで汗をかいたときだけでなく、風邪や風呂上がりなど日常の幅広いシーンで飲まれてきた大塚製薬の機能性飲料「ポカリスエット」。しかし、発売から33年が経ち、人々の味覚が変化するにつれ、「日常的に飲むには甘みを感じるという声が聞かれるようになった」(プロダクトマーケティングマネージャー 浅見慎一氏)という。そこで同社は、今年4月、水分とイオンを効率よく吸収する従来の機能はそのままに、甘さとカロリーを抑えた新商品「ポカリスエット イオンウォーター」を発売した。
東京・SHIBUYA109前でのサンプリングイベントの様子。
オフィス街での朝のサンプリング風景。