ブランドマネージャー一斉アンケート―ヤマサ醤油、ユニ・チャーム、リコー、ロッテアイス
ぽん酢市場は成熟市場であり、普及帯のいわゆるスタンダードなぽん酢も、高果汁タイプの高級ぽん酢も停滞している状況の中で、「まる生ぽん酢」は、1つ上のスタンダードというこの狭間を狙うことをコンセプトとしたところ、30歳代という、今まであまりぽん酢の購買層でなかった層が反応し、新しい売上につながりました。
飽和状態と言われる、日本の市場。コモディティ化も加速し、他商品との差別化を図ることが難しい状況が続いています。
特集では、そんな状況であってもヒットしているブランドのブランドマネージャー43名を対象に、アンケートを実施。いま直面している課題や、注目のメディアについて聞きました。また、後半ではロングセラーブランドを抱えるいま注目の企業にインタビューし、ブランドマネジメントや戦略や効果のあったプロモーション施策について紹介しています。ヒット商品を担当するブランドマネージャーの戦略に、飽和市場での戦い方を学びます。
ぽん酢市場は成熟市場であり、普及帯のいわゆるスタンダードなぽん酢も、高果汁タイプの高級ぽん酢も停滞している状況の中で、「まる生ぽん酢」は、1つ上のスタンダードというこの狭間を狙うことをコンセプトとしたところ、30歳代という、今まであまりぽん酢の購買層でなかった層が反応し、新しい売上につながりました。
自社の持つブランドイメージから一変、大胆な表現のスマホサイトを実現させた「パナソニック」。これまでアプローチし切れなかった若年層の間で話題が拡散するに至ったヒントを聞いた。
うがい薬で知られる「イソジン」。その商標を持つ製薬会社ムンディファーマは、3月末に明治とのライセンス契約を解消し、塩野義製薬と販売提携を行った。誰もが知るロングセラーブランド「イソジン」は、異なる企業とパートナーを組むことによって、どのようなブランドへと変化していくのだろうか。
“顔にスプレーするプレ化粧水”で一大ブームを巻き起こした化粧品ブランド「アベンヌ」。人気は特定商品にとどまらず、ブランド全体の認知を高めた。ヒットの波を継続させる施策とは。
オンラインで1万6000人が参加した「ツイッターおにごっこ」、あっという間に話題が拡散したデジタルプロモーション「GREEN NAME」、そして今年春スタートした「DISCOVER気持ちいいGREEN PROJECT」。いずれもキリンビールの「淡麗グリーンラベル」のブランド担当者とデジタルマーケティング担当者が中心となり、チームワークで生み出したブランドコミュニケーションの事例だ。キーマンとなった3人に集まってもらい、そうした施策がどう生まれたのか、コミュニケーションの「場」に参加した。