講談社/漫画『スキップとローファー』「37色の赤面広告」OOH
スキローらしさとして「赤面シーン」に着目。喜びにも悲しみにも全力で向き合っているからこそ赤くなる顔を青春の瞬間と捉え、37種類の赤色に言い換えて表現。渋谷の駅空間を真っ赤に染め上げるビジュアルで、半年ぶりの新刊発売を盛り上げました。
UP TO WORKS
歌:値上げ(高田渡)
値上げはぜんぜん考えぬ
年内値上げは考えぬ
今のところ値上げは見送りたい
すぐに値上げを認めない
値上げの時期は考えたい
値上げを認めたわけではない
すぐに値上げはしたくない
値上げには消極的であるが
年内値上げもやむを得ぬ
近く値上げもやむを得ぬ
S:25年間踏んばりましたが、
歌:値上げもやむを得ぬ
S:60→70
歌:値上げにふみきろう
「値上げ」をCMのテーマにするのは、ふつうリスクがある。
でも、ガリガリ君10円値上げは、放っておいても大きなニュースにはなる。だったら、しれっと値上げするのではなく、正面切って言ったほうが「らしい」。ふつうリスクととらえることを遊びゴコロを持ってやってみるチャレンジが「らしい」。らしさ、つまり赤城乳業の「人柄」に寄り添ってこういうCMができたのだと思う。
大好きな高田渡さんのユーモラスな歌で、くすりと笑えるCMをイメージしたが、出来上がってみると不思議と感動的でもあった。今回しかできない、赤城乳業じゃないとできない。こういう仕事がしたかった。(電通関西支社 マーケティング・クリエーティブセンター クリエーティブディレクター 古川雅之)