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急成長スタートアップ企業に聞く!「わが社のマーケティング戦略」

スマホで読み取って名刺交換 初対面の時間の価値を最大化

片山大地氏(スタジオプレーリー)

生活者の意識・行動の変化が激しい時代。生活者の支持を得るブランドになるためには市場の動向に合わせてスピーディーな意思決定も必要です。こうした市場で顧客を増やし成長を遂げるスタートアップ企業では、どのようなマーケティング戦略が企画され、また実行されているのでしょうか。新興企業の戦略から新しいマーケティングの方法論を導き出します。

スタジオプレーリー 会社概要
設立年 2020年7月
従業員数 15人(業務委託含む)
事業概要 テクノロジー製品の企画・開発・販売、スマホをかざすだけのデジタル名刺「プレーリーカード」の運営

スタジオプレーリー
代表取締役
片山大地氏

スマホで読み取って名刺交換 初対面の時間の価値を最大化

スタジオプレーリーが提供するデジタル名刺「プレーリーカード」。交通系ICカードなどに使用されているICチップを内蔵しており、名刺交換の際に相手のスマートフォンにカードをかざすだけで設定したプロフィールページが表示される。名刺の機能をデジタル化しただけにとどまらない、新しいコミュニケーションツールとして利用者数を伸ばしており、2023年2月のリリースからわずか半年で、カードがかざされた累計回数は10万回を超えた。

プレーリーカードの最大の特徴は、プロフィールページに設定できる情報の多さだ。連絡先やSNSなどの基本情報はもちろんのこと、スキル・経歴、営業資料のURL、趣味まで掲載でき、紙の名刺交換から一歩進んだ自己紹介が可能になる。

代表取締役の片山大地氏は「『私も同じ出身地です』など、最初の挨拶だけでは気が付かない共通点や相手の興味・関心を引き出せるのがプレーリーカードの強みです。初対面の挨拶の時間を、より濃密で深いものへと進化させることができます」と語る。

プレーリーカードの着想は2022年春頃のこと。シェアハウスで同居しているアーティストの友人が海外へと旅立つことになり、何か活動を応援できるものを贈ろうと考えた。そこで、SNS情報にアクセスできるオリジナルカードを共同代表の坂木茜音氏と2人で開発。当初はビジネスにすることは考えていなかったが、周囲の反響がよかったことから事業化を決意した。

「名刺は約165年もの歴史があるとも言われていますが...

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