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急成長スタートアップ企業に聞く!「わが社のマーケティング戦略」

共同購入をオンラインで実現 楽しさを軸にしたECアプリ

前本航太氏(カウシェ)

生活者の意識・行動の変化が激しい時代。生活者の支持を得るブランドになるためには市場の動向に合わせてスピーディーな意思決定も必要です。こうした市場で顧客を増やし成長を遂げるスタートアップ企業では、どのようなマーケティング戦略が企画され、また実行されているのでしょうか。新興企業の戦略から新しいマーケティングの方法論を導き出します。

カウシェ 会社概要
設立年 2020年4月
従業員数 32人
事業概要 シェア買いアプリ「カウシェ」の運営

カウシェ
取締役兼執行役員
前本航太氏

共同購入をオンラインで実現 楽しさを軸にしたECアプリ

「世界一楽しいショッピング体験をつくる」をビジョンに掲げ、2020年に創業したカウシェ。友人や家族、さらにはSNS上の誰かと一緒に購入することでお得に商品が購入できるシェア買い(共同購入)アプリ「カウシェ」を運営している。

友人と一緒に買い物を楽しんだり、さらには共同で購入して買った商品をシェアしたり…。そんなリアルな場で普通に実現してきた買い物の楽しさをオンラインで実現するものだ。物を購入するだけに留まらない、楽しさを軸にしたショッピング体験を提供している。

アプリをリリースした2020年9月時点では、24時間以内にシェア買い相手が見つからない場合は購入がキャンセルされる仕組みだったが、2023年9月のリニューアルでほとんどの商品で時間制限を撤廃。ひとりからでも購入が可能になった。

取扱商品カテゴリも、食品のほか日用品や家電、美容・コスメ、ベビー・キッズ用品など多岐にわたり、平均割引率は参考価格の1~3割引ほど。アプリダウンロード数は150万(2023年4月時点)を突破し、子育て中の主婦を中心に利用者数を伸ばしている。

一方のカウシェに出店する事業者が支払う費用は、販売手数料(10%、税抜)と決済手数料(3.5%、税抜)で、大手ECモールのように月額出店料やサイト構築費、広告費などはかからない。ユーザーがSNSなどで自発的に情報を拡散し、新しいユーザーを呼び込んでくれるため、浮いた広告費を割引という形でユーザーに還元することが可能。

創業者で代表取締役の門奈剣平氏は、日本と中国のハーフというバックグラウンドから...

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