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急成長スタートアップ企業に聞く!「わが社のマーケティング戦略」

サステナブルで機能的な「木の実」由来のファッションブランド

深井喜翔氏(KAPOK JAPAN)

生活者の意識・行動の変化が激しい時代。生活者の支持を得るブランドになるためには市場の動向に合わせてスピーディーな意思決定も必要です。こうした市場で顧客を増やし成長を遂げるスタートアップ企業では、どのようなマーケティング戦略が企画され、また実行されているのでしょうか。新興企業の戦略から新しいマーケティングの方法論を導き出します。

KAPOK JAPAN 会社概要
設立年 2020年1月
マーケティング部署人数 7人(業務委託含む)
事業概要 アパレル製品の商品企画・貿易・販売、木の実由来の素材「カポック」を使用したものづくりを行うファッションブランド「KAPOK KNOT」の運営。

KAPOK JAPAN
代表
深井喜翔氏

サステナブルで機能的な
“木の実”由来のファッションブランド

木の実由来の天然素材「カポック」を使用したものづくりを行うファッションブランド「KAPOK KNOT」。2019年の立ち上げ当初はECサイトでの販売がメインだったが、2022年9月には渋谷ミヤシタパークにブランド初の旗艦店をオープン。百貨店や人気セレクトショップでの取り扱いも増加し、近年注目を集めているサステナブルブランドだ。

天然素材「カポック」を使った「KAPOK KNOT」。

KAPOK JAPANの創業者で代表を務める深井喜翔氏は、創業77年の老舗アパレル企業の四代目。大学卒業後、ベンチャーの不動産会社、大手繊維メーカーを経て、2016年に家業である双葉商事に入社。現在は家業とKAPOK JAPAN両社の経営に参画している。

ブランド立ち上げのきっかけは、双葉商事に就職後、ブランドからオーダーがあった洋服をカンボジアで制作しているときのことだった。「東南アジアでは、この5年で最低賃金が2倍に上がっているにもかかわらず、日本で我々が購入する服の値段はほぼ変わらず、むしろ平均単価は下がっている。このままでは現地で過重労働や児童労働を強いるか、自分たちの利益を削るかしかない状況だと危機感を抱きました。これから跡を継ごうとしている事業が全く持続可能ではないことに気づき、人にも地球にも負荷が重くのしかかっている構図を根本的に変える必要があると感じました」。

大量生産・大量廃棄を前提としたビジネスモデルから脱し、生産者・消費者・地球環境の...

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