2019年に広告部をメディアビジネス部に変更
主婦と生活社では、2019年に広告部をメディアビジネス部へと名称変更した。この動きには従来の“広告”にとらわれないメディアビジネスのマネタイズ方法を考えて実践していく組織になるという姿勢を示す目的があった。そして、こうした組織変革の先駆けとなっているのが、同社刊行の『LEON』だ。同誌においてはメディアビジネス部で『LEON』の広告営業活動を担っていたメンバーが、『LEON』が属する編集第2部の中に編成され、『LEON』に特化した営業を担当する体制をつくっている。
「編集部との連携をより強化することで情報伝達を緊密にし、提案の商機を逃さない体制が構築できている。また2021年から開始したサービス『Club LEON』を含む会員制サービスで、公式オンラインショップ、各種SNS、公式Webサイト、そして雑誌本誌を束ねた『ONE LEON』プロジェクトを本格化させたが、これらのマネタイズが目的」とLEONメディアビジネス事業室の唐沢裕室長は説明する。
「『LEON』の読者層である40~50代の富裕層男性にリーチしたい...
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