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メディア企業に聞く広告営業戦略

位置情報も活用し、「radiko DMP」で精緻なターゲティングを可能に

radiko

ADIDやIDFAに紐づいて位置情報データを収集

インターネット経由でラジオ放送が聴取できるラジオ配信プラットフォームのradiko(ラジコ)。民放連加盟ラジオ放送局全99局が参加しており、各局のコンテンツを楽しむことができる。月間アクティブユーザーは850万~900万人で40代、50代の男性ビジネスパーソンの利用が多くなっている。

そんなラジコの広告商品は、従来のラジオCMにはないデジタルアドとしての特性からこれまでにラジオを使ったことのない企業の活用も進む。同社では2018年よりラジコオーディオアドの実証実験配信を開始し、2023年6月時点で410社以上の広告主が出稿。業種は自動車・カード会社・メディアなど多岐にわたる。

「ラジコは地上波ラジオのIPサイマル配信サービス。しかし、ラジコオーディオアドではユーザーごとにラジコDMPを活用した独自のターゲティング広告配信を行っている。また、音声広告と同時にバナーを表示してサイトに誘導することも可能となっている」と同社ビジネス推進室長の五十嵐渉氏は述べる。

現在、ラジコの広告メディアセールスは、広告会社と一体になった体制を築いており、社内では6~7人のメンバーが開発とセールスに...

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