ポーラが顧客起点のマーケティング基盤を構築、組織横断のプロジェクトが成功
他部門に点在する顧客接点で得られるデータを統合し、一人ひとりのお客さまにとってより良い体験を提供しようとするマーケティングの取り組みは、大手各社で進んでいる。データの先にあるのは人の気持ち、だからこそデータ活用のプログラムは、常にお客さまと相対してきたマーケティング部門がリードするケースが多い。
注目51社の今期の戦略がわかる!広告・マーケティング部長アンケート
メディア環境、市場環境が変化を続けるなか、生活者とブランドの接点をつくり、さらにその関係性を深めていくマーケティングやコミュニケーションの仕事の難易度はますます高まるばかりです。そうした環境のなか、常に存在感を発揮する企業でマーケティング戦略をリードするトップランナーは、戦略と課題をどのように考えているのでしょうか。大手広告主の51社の広告・マーケティング部長に聞きました。
マーケティング総合企画本部
本部長
織田 大介
2017年アース製薬入社。国内EC部部長・デジタル戦略事業本部副本部長などEC関連業務を経て、2022年より執行役員マーケティング総合企画本部本部長。
● 所属人数:80名
● 平均所属年数:4年
お客さま一人ひとりに着実に商品の良さをお伝えするコミュニケーションを重視し、デジタルマーケティング最先端日用品メーカーを目指す。
● 実施したいことを実現するための人手が足りない
● メディアの効率的なプランニング・バイイング
● クリエイティブ力の向上
● マーケティング投資のROIの可視化
メーカー・小売店などの販売者側からの情報発信だけでは消費者の理解が得られない時代であるため、SNSなどを通じた消費者同士の情報交換の中でいかにして...