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デジタル広告品質とコンテキストターゲティング

デジタルメディアの健全な環境構築へ向け いかなる不正も絶対に許さない姿勢を

武田 隆氏(DoubleVerify Japan)

Q「デジタル広告の品質」にかかわる領域で、もっとも注目している課題とは?

A 多様化するメディアの品質やパフォーマンスを、いかに包括的に測定・計測するか。

ユーザー生成コンテンツが大部分を占める場に広告が混在することで、ブランドセーフティやスータビリティ(適合性)に関する課題は、ますます大きなものになるでしょう。さらに、モバイルアプリやコネクテッドTV(CTV)など、メディア環境の多様化が進む中で、包括的にメディア品質およびパフォーマンスを測定・分析する必要があります。

その一方で、影響力のある大手プラットフォームによる情報制限があるのも事実です。そうしたプラットフォームと連携し、第三者の立場から透明性を持った測定・分析ができる環境をつくりたいと考えています。

また、Cookie時代の終焉を前にして、広告の効果について真剣に考え始める必要があり、本当に見られたのか、どのような環境で見られたのか、一つひとつのクリエイティブがどのようなパフォーマンスをしているのかを確認する必要があります。コンテキスト(文脈、背景)を考慮したコンテキストターゲティングや、クリエイティブがどのようなパフォーマンスをしているかを測るアテンション指標などが重要になってきます。

Q デジタル広告品質に対して広告主企業が感じている課題意識とは?

A 品質に対する意識は高まっているが、「守り」の意識に留まるケースが多い。

広告主企業や...

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