電通ダイレクトマーケティングが「CMコンパス」の提供を開始
電通ダイレクトマーケティングは、新ソリューションである「CMコンパス」の提供を2020年11月26日より正式に開始した。
CMコンパスとは、「今流しているテレビCMのレスポンスが予定通りに行かない」「当初よりも効果が落ちてきたが、どこに問題があるのかがハッキリしない」「自社の商品やブランドCMを流したいが、効果があるか心配」といった悩みに対して、電通ダイレクトマーケティングが創業以来培ってきた、調査・分析、クリエーティブ、メディアプランニングのノウハウに基づき開発した独自ソリューションである。
具体的な内容としては、テレビCMの成否を事業視点で診断し、商材や課題に応じた「調査」や「クリエーティブ開発」、Webやオフライン媒体を含めた「メディアプランニング」、出稿データとレスポンスデータの「分析」といった4つのステップで企業の事業拡大をサポートする。
同社は、現在の課題抽出のみならず、放送前に自社の商品やブランドCMの成否を独自調査から導き出し、テレビCMでの認知拡大から購買行動促進の施策に至るまで、トータルでサポートするとしている。
広告配信プラットフォーム「OTAKAD」がOutbrainとのデータ連携を開始
講談社は、読者のオタク的要素に着目したインターネット広告配信プラットフォーム「OTAKAD」と、オープンWeb上でのネイティブ広告体験を提供するディスカバリー・プラットフォームを提供するOutbrainとのデータ連携を開始した。
OTAKADは、講談社の各Webメディアの読者の記事閲覧データを基に、独自に開発したAIによって閲覧記事の傾向から趣味趣向を指数化し、読者の「オタク」度合いを解析、広告の配信結果から顧客ニーズや商品価値を可視化できる広告配信プラットフォームだ。一方、Outbrainは、ニューヨークに本社をおき、55カ国で事業を展開するディスカバリー・プラットフォームのリーディングカンパニー。世界の3分の1のインターネット人口がOutbrainのフィードを通してコンテンツを閲覧しているといわれている。
今回の連携により、OTAKADの持つAI解析技術によって蓄積された消費傾向の高い読者セグメントユーザーとそのセグメントに所属した類似のユーザーに、Outbrainのタイアップ広告の誘導やタッチポイントを大幅に増やすことが可能になる。
講談社は今後、DSPやSNS等の接続を予定しているという。
博報堂DYMPが広告メディアの統合運用サービスの提供を開始
博報堂DYグループでメディアサービス基盤の開発、運用を担う博報堂DYメディアパートナーズ(博報堂DYMP)は12月1日、広告メディアの統合運用サービスの提供を順次開始すると発表した。あわせて同社は広告メディアビジネスの次世代型モデル「AaaS(Advertising as a Service)」を提唱。新たな総合メディアサービスを開始した。「AaaS」は商標登録出願中だ。
「AaaS」とは...