電通と電通デジタルがテキスト解析 プラットフォームの提供を開始

電通、電通デジタル、日立製作所は、企業と生活者間のコミュニケーション支援を目的に、テキスト解析プラットフォーム「mindlook®(マインドルック)」を新たに開発。それに伴い、電通と電通デジタルは、本プラットフォームを活用したコミュニケーションデザイン領域のコンサルティングを、8月24日より提供開始した。
「mindlook®」は、日本語のテキストデータをデータソースとして、自然言語処理を提供する独自開発の分析プラットフォームだ。日立が有する自然言語処理技術により、81種類の感情を自動的にタグ付けすることができる。それらを電通グループが有する豊富なマーケティング知見や独自の辞書情報と組み合わせることで、従来は多くの時間と専門的知識を要したSNSなどのデジタル上の生活者の声を短時間で分析。その声を深く理解し、反映させたCXデザインを描くことが可能になった。
さらに、マーケティングファネル分析やトピック分析ができるほか、多様なテキストデータ分析に対応している。これらは専門知識がなくても操作が可能だという。
電通と電通デジタルでは、各種コンサルティング業務の提供やシステム実装支援にも取り組んでいく考え。
スカウトアジアが東南アジアの企業リサーチツールの提供を開始

日本経済新聞社と英フィナンシャル・タイムズが共同で展開する英文企業情報サービス「スカウトアジア」は、企業や人物の繋がりを「見える化」する新機能「Connections+(コネクションズプラス)」を9月1日にリリースした。
スカウトアジアは、2018年に日本経済新聞社と英フィナンシャル・タイムズが共同で開発した、アジアに特化したニュースと企業データのプラットフォームだ。厳選された情報と最新の人工知能(AI)のテクノロジーを駆使してビジネスに必要な情報を提供している。
今回、提供を開始した新機能「コネクションズプラス」は、DCフロンティアズと協力し開発。シンガポール、マレーシア、ベトナムの上場・非上場企業についての全時情報を搭載しており、公的機関の収録データに基づいた信頼性の高い企業情報にアクセスすることができる。また、人物の直接・間接の関係を視覚的に示すマッピング機能では、企業と人物の直接的な繋がりを示す第1階層から、間接的な繋がりの第2・3階層まで図解して表示することができる。
さらに、取得したデータの保存やPDF形式でのダウンロードできるほか、株主や役員の変更もメールで知らせるアラート機能も搭載している。
バリューコマースが日本製Shopifyアプリと連携を開始

フラクタとハックルベリーの共同開発によるShopify(ショッピファイ)アプリブランド「AppArcha(アップアルカ)」は、バリューコマースが運営するShopifyアプリ「アフィリエイト連携(アフィリエイト インテグレート)」の提供を開始した。
Shopifyは、オンライン決済手段も充実している世界最大級のマルチチャネルコマースプラットフォームだ。日本で活躍しているD2Cブランドを中心に利用が増えており、現在...