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今こそ、求められるマーケティング活動の全体最適

効果が得られるメディアを選ぶには「投資優先度」の軸が必要に

高橋篤氏(サイバーエージェント)

「昨年通り」が通用しない時代で、企業の広告・宣伝担当者がより効率良くメディアプランニングを行うためにはどのようなことに留意するべきなのだろうか。ここでは、サイバーエージェント インターネット広告事業本部 販促革命センター 局長の高橋篤氏に話を聞いた。

コロナ前後で変わる接触行動 各メディアの役割を見極めよう

コロナ禍を受け、マーケティング予算の削減を余儀なくされる企業も出てきている。これまで以上の投資効率が求められる中では、勘と経験だけに頼らない投資配分の最適化の実現が求められている。

サイバーエージェントで、デジタル広告を基軸に企業の販売促進活動までを支援する高橋篤氏は、企業が広告出稿をプランニングする上で重要になるのは、社会の潮流によって変化する広告メディアの役割を把握することだと話す。

「コロナ前後で消費者のメディア接触動向が変化しましたが、その中で企業の広告担当者が理解しなければならないことは、この変化により、どのメディアが社会で、より求められるようになったのかということです」(高橋氏)。

広告・マーケティングに対する投資額を削減せざるを得なくなるとはいえ、マーケターは売上に対する責任から逃れられるわけではない。それゆえ...

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