ADKクリエイティブ・ワン 新会社「navy」を設立

ADKクリエイティブ・ワンは、新会社「navy」を設立し、7月1日より営業を開始した。
navyは、ADKクリエイティブ・ワンのブティックサテライト構想のもと、CHERRY、FACTに続く3つめのクリエイティブ・ブティックとして誕生。クリエイティブディレクター兼共同CEOには米澤克雄氏が就任した。同社は米澤氏を含めた7名の1職種1名というミニマムなメンバー構成で機動力を高め、マスからPR・プロモーションに至るまで領域を問わずスピーディーなプランニングを行う。
navyは、昨今の広告業界で課題となっている「領域ごとにプロジェクトが分断してしまう」「チーム編成が複雑になる」といった点を改善するため、コミュニケーション全体を一手に引き受ける「包括力」と、必要最小限のメンバーだからこその「対応力」を強みとし、マスコミュニケーションから消費者の具体的な購買行動までのPDCAも含めたコミュニケーション全体にワンストップで対応し、ブランドの継続的なパートナーを目指す。
「GIANT KILLING」をスピリットに掲げ、年齢・性別・趣味特技の違う7人だからこそ生み出せるスピーディーかつ撃破力のあるプランニングを提供していくとしている。
TikTok Audience Network 日本で正式に開始

中国のBytedanceが運営する動画ソーシャルアプリTikTokは7月2日より、TikTok Audience Network(以下、TAN)のサービスを日本で正式にリリースした。TANは世界中のアプリの収益化を最大化させることを理念とし、媒体社には広告マネタイズの支援、広告主には広告ソリューションを提供するアドネットワーク事業を開始する。
TikTokは、モバイル向けショートビデオのプラットフォームとして若者を中心に支持を得ており、2018年には最も多くダウンロードされたアプリのひとつにも選ばれた。オフィスは現在、日本、北京、ベルリン、ジャカルタ、ロンドン、ロサンゼルスなど世界中に構えている。
TANでは、高度な広告配信技術を駆使しながら、リワード動画広告、インタースティシャル広告、プレイアブル広告といった広告フォーマットを通じて、媒体社および広告主へ広告価値を最大限高めることが可能だという。2019年6月の時点で、世界で7億のデイリーアクティブユーザーをカバーし、360億のデイリーアドリクエストと68億のデイリーインプレッションを達成している。また、すでにGeisha Tokyo、Gameloft、Playrix、Zeptolabなどグローバルな開発企業とのパートナーシップを構築している …