電通が企業の健康経営を支援する 「Fitbit Inner Activation Program」を開発

電通は、フィットビット・ジャパンの協力により、フィットネスウェアラブルデバイスから得られる従業員の活動データを活用して、健康経営を支援する「Fitbit Inner Activation Program」(フィットビット・インナー・アクティベーション・プログラム)を開発した。
電通は以前から、「バイタリティあふれる状態」を持続的に実現し、社員のグッドコンディションを業務品質の向上へつなぐ取り組みを実施しており、その一環としてFitbitを導入している。これらの知見と、顧客企業のイノベーション創出を支援する「電通ビジネスデザインスクエア」が培ってきたノウハウを掛け合わせ、健康経営や企業内コミュニケーションの活性化に資する本プログラムの開発に至った。
「Fitbit Inner Activation Program」は、睡眠時間、心拍数などをトラッキングできるFitbitデバイス、そこから得られる従業員の活動データを集約する「Fitbit Group Health」を活用し、専用アプリを通じて運動習慣の増加や睡眠の質向上などに寄与する。さらに、企業内コミュニケーションの活性化、複数企業間での情報交換やコミュニティ形成など健康経営推進のためのデジタルイベントの実施も容易に実現できるようになるという。
データサイエンス領域強化のためADK MSがGRIと業務提携契約を締結

ADKマーケティング・ソリューションズ(ADK MS)は、データ分析を通じてクライアントの事業開発支援を行うGRIと4月24日に業務提携契約を締結した。
ADK MSは、ADKグループが標榜する「コンシューマー・アクティベーション・カンパニー」として、マーケティング領域において広告主企業に統合的なソリューションを提供している。データマネジメントの分野では、独自の生活者調査による生活者情報の提供、様々な外部データを集めたDMPの構築、活用を進めている。
一方GRIは、「統計解析」「データマイニング」「機械学習」「画像解析」によるデータ分析を通じ、クライアントの事業開発支援を行うだけでなく、データ分析の用途に応じた分析パッケージの開発にも成功している。
今回の業務提携により、ADK MSとGRIは、広告主企業が保有する大量のデータを統合、分析可視化し、マーケティング課題の発見と検証を繰り返すことで成果を高めるデータドリブンマーケティングを展開する予定だという …